島根県/窯元/焼き物

出雲大社だけではない島根の魅力!「用の美」が誘う窯元巡り

最近、テーマ性のある旅行に興味があります。例えば、好きな焼き物の窯元を訪ねるような旅行です。島根県出雲の松江の窯元巡りなどはとても魅力的です。
島根県と言えば、出雲大社を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。島根県が焼き物の里というのは最近知ったことです。
実は、多くの窯元があります。「出西窯」「湯町窯」「袖師窯」「布志名舩木窯」「森山窯「永見窯」とたくさんあってとても興味深い地です。

水どころ、そして美味しい和菓子から器作りへ

窯元巡りの楽しさは、その焼き物を焼いた土地、人、そしてそこに並べられた多くの焼き物との出会いができることです。松江の焼き物は「用の美」を求めていると言われ、「使われた時の美しさを目指した焼き物」と言われています。
水どころ松江では、茶の湯文化も盛んで、美味しいお菓子も有名ですが、それを入れる茶器も栄えてきた土地です。

ここ「出西窯(しゅっさいがま)」なども最初は古伊万里や京焼のような飾る焼き物を目指していましたが、民芸運動を起こした柳宗悦(やなぎむねよし)などに影響を受け、「用の美」を目指した焼き物づくりを始めています。

飲んだ時に喜びのある「用の美」を目指す器作り

「その器は唇に喜びがあるか?」とは、民芸運動を指導したバーナード・リーチの言葉です。 コーヒーカップで飲むときに口にあてて飲む時の喜びがあるのかという意味です。
鮮やかな瑠璃色の「出西ブルー」が人気の「出西窯」のコーヒーカップは、シンプルですが、暖かい味わいがあります。唇にあてたときのやわらかい口当たりはその焼き物一つ一つ違っていて魅力になります。

手に良く馴染み、柔らかな雰囲気の温かみのある感触も「出西窯」の魅力です。「出西窯」のブルーは、刺身を盛るのにも映え、最近若い人に人気のこうした焼き物は、和にも洋にも合うようなおしゃれな味わいがあります。
「出西窯」の窯元巡りは、誰でも自由に見学ができ、土作りから焼き上がりまで全ての工程を1か所で見ることができるのが人気です。こんな場所も今では珍しく、焼き物の作られる過程が手に取るようにわかります。

また、「湯町窯」も素敵で地元の粘土や釉薬(ゆうやく・うわぐすり)を使っていて黄色のガレナ釉、海鼠釉(なまこゆう)が特徴です。今人気の北欧風の温かみのあるぽったりとした質感があります。
そうした地元の土で焼かれたその土地ならではの味わいを感じることができるのが窯元巡りの醍醐味です。

作られた土地に生きていて用いられることで愛されている松江の焼き物は、今も次々と新しく個性豊かなものが作られています。窯元巡りは鑑賞するだけの場でなく、今では新しい発想、新しい物との出会いが楽しい場所になりました。
島根県出雲松江への旅は、実際に行くとなるとちょっと大変な場所です。飛行機で出雲空港まで行くか、JRの場合、新幹線で岡山まで行きそこから特急で出雲市駅まで長い旅となります。それでもゆっくりと訪ねてみたい、使った時の喜びが味わえる器との出会いです。

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2017/7/6
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