シソ/紫蘇

人をも動かす「青じそ」パワー

幼い頃から父は庭の青じそを採っては刺身の彩りに添えたり、卵に混ぜて香り高い卵焼きを作ってくれたりしました。だから私は青じそが大好き。クルクルッと丸めて、千切りにすると「青いにおい」が鼻孔をくすぐり、さわやかな気分になれます。

先日、夫に青じそが好きか否か訊いてみたのですが渋い顔…。「嫌いなのかな」と感じ、しそ入りレシピをあきらめたのでした。でもそれ以降、何となくすっきりしない気持ちが生まれたのです。

栄養士さんに訊いた「抗酸化成分を含む オススメ食材」とは?

美容に良さそうなオススメ食材を知りたくて、知り合いの栄養士さんに抗酸化作用の高いといわれている食べ物を教えてもらいました。その中には、海苔、にんじん、そして愛する「青じそ」の名が…。
夏を過ごした肌の美容を意識したいこの時季。青じそ好きな私は「神様が食べなさいと言っているに違いない!」そう確信し、さっそく青じそ購入に走ったのでした。

抗酸化レシピによって得られたモノ

青じその良さは、子どもにはわからないかなと心配していたのですが、それは無用。梅しそ入りにんじん&豚肉炒めをパクパク食す子どもたちを見て、ほっこりした気分になれました。でも一番喜んで食べていたのは、青じそに渋い顔をした夫だったのです。

そこで夫に「青じそ、嫌いなんでしょう?」と訊いてみました。
首を振る、夫。どうやら彼の実家では青じそよりも「大葉」という名に親しんでいた上、あまり食卓に並ばなかったそうです。そのため「青じそが好きか」と訊かれてもピンとこなかった様子…。好きとか嫌いとか、そういう次元に「青じそ(大葉)」の存在はなかったのですね。それがわかってホッとしたところ、また新たな疑問が生まれたのです。
「青じそ」と「大葉」は、どこが違うのか…。

<「青じそ」と「大葉」のちがい>
広辞苑(第五版・岩波書店)によると
●大葉→『刺身のつまなどに用いる、青じその若葉』
●青じそ→『しその一変種。茎・葉ともに緑色。葉・果実は食用。』
とあります。
要するに、大葉は青じその若い葉の部分で、青じそは全体のことを示しているようです。
ちなみにしそには赤じそと青じそがあり、赤じそは梅干しをつける際などに使用されます。

今回のことで、育った環境の違いによってモノの呼び方に違いが生まれ、そのことで行き違いが発生することもあるということと、大葉と青じその違いを知ることができました。

そして、以前までの考え方を改めるきっかけにもなったのです。
これまでの私は、夫の趣向に合わせて献立を組み立てていました。でも青じそ(大葉)が、「夫の苦手なものでも(実は勘違いでしたが)、自分の好きな食べ物ならば献立に入れるぞ!」という想いを後押ししてくれたのです。
それもこれも、青じそ自身にパワー(栄養素)があったお陰。栄養価が低ければ、無理に食卓に出すことは無かったのですから。パワーのある食材は人も動かすのだなと思ったのでした。

青じそと、夫と父と

美容に良さそうなオススメ食材を訊いて以来、青じそや海苔、そしてニンジンをサラダに混ぜて食べています。とくにニンジンの歯ごたえを残しておくと、よく噛む癖がついて満腹感も得やすくなるので、この食べ方は気に入っています。

これからも、夫には私の好きな食材を使った料理もいっぱい作って、いっしょに楽しんでいけたらなと思います。単純なことだけど、とても大事なことに気づかせてくれた青じそ。
そんな食材を幼い頃から育てて、楽しませてくれた父にも感謝です!

ビジネスシーンでも輝く、オトナの女になる<特集>

カテゴリー一覧

News

2017/7/6
女性向け情報発信サイト Woman’s move(ウーマンズムーブ)グランドオープン

メルマガ登録

ウーマンズムーブ厳選の良質な記事をお届けします。

・読みたいカテゴリーを選択(複数可)してください。(必須)

Woman's move 公式SNS

ページTOPへ