独立/仕事/起業するには

自由に、やりたいことをやるために必要なこと ― 起業バイブルvol.1

決まった時間に起き、決まった時間に出勤し、決まった時間内に決められた行動をし、翌朝また同じ時間に起きるために決まった時間に就寝する。会社勤めをしていると、意識的にパターンの決まった生活を送らなければならない場合が多々あります。
決められたことをきちっとこなすことができる人には、ある意味このような生活を送ることは苦にならず、「自分には向いている」と感じる人も多いでしょう。

「決められたことをきちっとこなす」。一見、簡単なことのように感じますが、パターンの決まった生活を社会人として生きる何十年という期間継続することは、なかなかどうして、それはそれで大変なものでもあります。

受け身でありたいか、能動的でありたいか

数年前、仲間内で「もっと自由な発想で能動的に働ける職場が多ければ良いのに」「自分がやってみようという起業家精神をもつ人がもっと多ければ良いのに」というようなことが話題に上がったことがありました。その時、仲間の一人が放った言葉は、当時の筆者にとって大変印象的なものでした。

それは「能動的に仕事をすることは会社員でもできるし、それが望まれる職場は今では多くなってきただろうけれど、起業家精神をもち実行にうつす人ばかりだったら会社で働いてくれる人がいなくなってしまう。誰かの会社で働き、会社を通じて社会の役に立ちたいという人と、新しい何かをゼロから自分でスタートさせたいという人のバランスは重要だ」というような内容でした。

今では「働き方」について様々な議論があり、国をあげて改革が行われつつある日本。今後も色々な試みが行われ、型にはまった働き方をしなくともそれなりの報酬を受けることができるようになるなど、働き方の選択肢は増えていくことでしょう。
人は皆「事情」を抱えて生きています。自分が選んだ環境で能力を最大限に生かすことができれば、それは最高に素敵な人生ですね。

好きを仕事に ― 自由に生きるためにやってきたこと

30代になって「自分で自分を養っていかなければならない」ということに気づき、職業安定所を巡ると「簿記」という言葉をよく見かけたことをきっかけに簿記の勉強を始めた吉本篤子さん。もともと勉強することが好きだったこともあり、簿記1級まですんなり合格し、その後会計事務所に勤めながら税理士を目指すことに。
税理士合格までの道のりは長く、「まるで真っ暗なトンネルの中を手さぐりに進んでいるような毎日だった」そうですが、やっと合格し税理士登録という夢への第一歩を歩み始めました。その時既に40代になっていたこともあり、今後の進む道を「勤務」にするか「独立」するかは迷ったそうですが、「自由にしたい」気持ちが勝って起業へと踏み切ったのです。

「好きなことを自由にやりたい」「得意な英語を活かしたい」という思いから、海外への投資、外国人による日本への投資、それらに関連する税務会計サービスを担う税理士事務所を開設した吉本さん(吉本会計事務所:兵庫県尼崎市)は、「パターンの決まっていた生活」にサヨナラをし、自らの足で新しい一歩を踏み出した一人。

少し話しただけでも伝わってくるみなぎるパワーを持つ吉本さんは、現在、日本とスリランカを行ったり来たりする日常を送っています。

吉本さん:海外に事務所をもちたいというのはずっと思っていました。ちょうど時間ができるようになった時に、知り合いの誘いでスリランカを訪問したんです。最初は大きなことは考えていませんでしたが、いろいろ調べていくうちに日本人の税理士のような存在が必要とされていることがわかってきました。

もちろん、税理士事務所を開設していきなりスリランカと日本を行き来するようになったのではありません。2008年の事務所開設後は、海外において活躍できるよう国際財務報告基準(IFRS)を2013年1月に取得。同2月には中小企業庁による経営革新等支援機関に認定されました。そして現在は、本格的な海外進出に向け日々忙しく動いているといいます。

税の勉強を始めた30代から50歳を過ぎた現在に至るまで、仕事をこなしながらも常に学び続ける吉本さんの学びは留まるところを知らず、現在はスリランカの税制を勉強中でもあります。

自由に、自分のやりたいことをするために踏み出した、大きく、そして、特別な一歩。その一歩が「踏み出しただけ」で終わることなく歩み続けていくためには、将来を見据える能力と、自分のやりたいことの役に立つために必要な術は時間がかかってでも身につけるという強い想い、そして、吉本さんが持つようなパワーと行動力が必要です。

「いつか独立したい」「得意なこと、好きなことを仕事にして生きていきたい」。そう願う起業志望の方は、吉本さんのこれまでの生き方を是非参考にしてください。
「自由に、やりたいことをやるために必要なこと」が、見えてきませんか?

取材協力:吉本篤子(吉本会計事務所:代表)
住所:兵庫県尼崎市塚口町6-8-6 1F
mail:gureko-atsuko@tkcnf.or.jp
TEL:06-6423-7871
HP:http://yoshimotokaikei.tkcnf.com

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