ハンドメイド/手づくり/編み物

ハンドメイドでつながる、母と子の絆

長男が生まれる3ヶ月前のこと、「切迫早産」との診断を受け3週間の入院生活、退院後も自宅での絶対安静を医師から指導され、出産するまで動くことは禁止に。立ちあがることが許されたのはトイレとお風呂の時だけ、食事すらベッドの上で食べる寝たきりの生活になりました。
それまで仕事で走り回っていた生活と180度違う日々に戸惑い、雑誌でキラキラと活動的にマタニティライフを過ごしている妊婦さんを見るとだんだん気持ちがふさぎ込んでいくようになったことをよく憶えています。

そんな時、「今はお腹の赤ちゃんのためにじっとしていることが私の使命」と気持ちを前向きに切りかえ、寝たきりの状態でもできることを考えました。
そこで始めたのが赤ちゃんのためのハンドメイドだったのです。

裁縫は苦手…でも、編み物は楽しい

裁縫は得意な方ではありませんが、小学校の頃に母親から編み物を教えてもらったのがきっかけで編み物は好きになり、大人になってからも時間があるとたまに簡単なマフラーを編んでいました。
退院後は実家で寝たきり生活をしていたので、母親に頼んで残っている毛糸と編み物の本を数冊押し入れから出してもらい、赤ちゃんのために何を編もうか考えました。編み物の本は母親のものだったので年季が入っていましたが、デザインがかわいかったベビー靴下を編むことに。

久しぶりの編み物はコツを思い出すまでは大変で、慣れないベッド上での作業にも苦労しましたが、お腹にいる赤ちゃんのことを考えながら編み進めることはとても幸せな気分になったものです。
ベビー靴下の次はマフラーを編むことに。赤ちゃん時代にマフラーは巻けないので、2~3歳くらいになったころを見越して作りました。色は夫の好きな緑色をベースにして、マフラーの先には縞模様をつけました。

出来上がった靴下とマフラーを母親に見せると、「すごーい、かわいいじゃない!あれっ?でもコレ、もしかしたら…」と言いながら似たような手編みの靴下を押し入れから引っ張り出してきました。なんと、昔母も私と同じ本の同じページをみて、同じ靴下を作り赤ちゃんだった私に履かせてくれていたのです。

写真の左側が私の作った靴下、右側は母の作ったもので色合いと毛糸の太さは少し違いますが編み方は全く一緒。母の作った靴下のぼんぼんがついているひもはなくなっていますが昔はあったそうで、母とのつながりを感じた瞬間でした。

生まれてからも、できるだけハンドメイド

子どもが生まれてからは目の離せない時期が続いたのですが、眠りの時間が長くなると少しずつ自分の時間を持てるようになったので、赤ちゃん用品をミシンで縫い始めました。
スタイ(よだれかけ)や赤ちゃんの背中に入れる汗ふきパッドなど、簡単なものからチャレンジをしたのですが、作り方に悩んだら母に相談です。
ミシンでの作業をしていると、裁縫が得意な母が姉とおそろいのワンピースやスカートをよく縫ってくれていたことを思い出します。

子どもは5歳になり保育園に通っていますが、給食帽やマスクなど保育園用品もできるだけハンドメイドしています。今では材料を買いに行く時から息子を連れていき好きな布を選んでもらっていますが、男の子なので乗り物の柄が多くなります。
お気に入りの柄で作った保育園用品を息子がうれしそうに使っているのをみると、心がホッコリするものです。

思い返せば、息子がお腹にいる頃から始まったハンドメイド。母が私にしてくれたように、私も息子に手づくりの贈り物を通じて、母と子の絆を表現できたらいいなと考えています。

ビジネスシーンでも輝く、オトナの女になる<特集>

カテゴリー一覧

News

2017/7/6
女性向け情報発信サイト Woman’s move(ウーマンズムーブ)グランドオープン

メルマガ登録

ウーマンズムーブ厳選の良質な記事をお届けします。

・読みたいカテゴリーを選択(複数可)してください。(必須)

Woman's move 公式SNS

ページTOPへ