ゴミ/現代社会/ゴミ拾い

あなたはゴミを拾いますか?捨てますか?

あなたの住む街はキレイですか?それとも、ゴミが落ちていますか?
筆者の住む街は住宅地で、自慢じゃないけどとてもキレイです。一見するとゴミなんて見当たらない、そう思えるような美しい街並みです。
ところが、そんな美しい街にも不届き者は存在するもので、線路の向こう側に行くための地下道ではゴミをよく見かけます。


「なぜ、わざわざ地下道でゴミを捨てるのか」?
この疑問の答えはすぐに見つかりました。

「目立つところでは捨てられない、捨てにくいという意識があるから」なのです。
ゴミが落ちていない場所はゴミを捨てにくい場所でもありますが、地下道は頻繁に人が通る場所ではなく、今まさにゴミを捨てているという姿を誰かに見られることなく捨てることができる場所。
「ゴミを捨てる人は、捨てることを“良くないこと”と認識している。だからできるだけ目立ちにくいところにゴミを捨てる」と、ある人から聴きました。そういえば、人がたくさんいる街を歩けばたくさんのゴミを見かけますが、思い起こすとゴミとは「道端」に落ちていることが多いものです。もちろん、雨風に道の端っこに追いやられたものも多いことは想像できますが、ゴミを捨てる人にも「せめて端っこに捨てよう」という良心(?)は存在しているのです。

ゴミから見える、大人の事情

「ゴミの大半はタバコの吸い殻」とは、犬の散歩ついでにゴミ拾いを始めたという大塚氏の言葉。「一つひとつは小さいゴミだけど、その数は他のゴミを圧倒している」「タバコの吸い殻を捨てるのは大人。大人が街を汚している」と続ける。
飼っている犬と一緒に、100均で購入したゴミばさみとビニール袋を持って散歩するようになり、散歩中にゴミを見かけたら拾っているとのことですが、「ゴミを見て、捨てた人を想像するようになった」のだとか。

道端にタバコの吸い殻が落ちていれば「気を遣って端っこに捨てたのかな」と想像し、誰かからのいただき物であるかのような保存容器に入った煮物が、保存容器ごと捨てられているのを見つけた時は、「姑から渡されたけど自宅に持ち帰るのも嫌なほどだったのかな」と思いを巡らせたという。
また、マンションの敷地内にある小さな公園のベンチの足元にタバコの吸い殻を見つけるときは、「自宅内では吸えないから、家に帰る前にここで吸ってから帰宅するのだろうか」と…。ゴミを捨てる人にはゴミを捨てる人なりの“大人の事情”が、きっとあるのです。

ゴミ拾いをすると“捨てない大人”になる

たとえどんな大人の事情があったとしても、街がキレイであるにこしたことはありません。
冒頭でも書いたように、ゴミのない場所にはゴミを捨てにくいものです。自分の住む街がキレイだと多くの人は汚せないものなのです。
ところが、多くは汚せない人だとしても、それでもゴミを捨てる大人がいることもまた事実。それぞれの“大人の事情”を抱えた耳の痛い大人の人がいたら、ぜひ試しに「ゴミ拾い」を実践してほしいと思います。

その辺に落ちているゴミはアカの他人が捨てたゴミであり、こちらが拾って差し上げる義理は毛頭ないのですが、それでもいいじゃないですか。落ちているゴミに罪はないのです。拾ってあげようではありませんか。
また、自分がゴミ拾いする姿を「恥ずかしくないか?」と想像している人に知ってもらいたいことは、ゴミ拾いする姿はちっとも恥ずかしくない、それどころか、見ている者に何かを感じさせることができる、人に良い影響を及ぼすことができる姿でもあるのです。

わたしたち大人が率先して自分たちの街をキレイに保ち、そんな背中を次の世代に見せていきたいものですね。

取材協力:
大塚由美(株式会社トリニティ代表取締役)
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