着物/帯留/手作り

和装小物をハンドメイドする至福の時間

お祭りや花火大会などのイベントが多い、これからのシーズン。和服姿でおでかけなんて、すてきですね。
今回は、帯のうえで個性を放つ「帯留」についてのお話です。

つい楽しくなってしまう、帯留づくり

和服好きが集まるサークルに参加した際、動物モチーフの帯留をつけている女性に出逢いました。家にあるもので、帯留をよく自作されるそうです。目にするものすべてが「帯留候補」に見えるのだとか。楽しそうですね。

そこで私も、知人の教えをもとに作ってみることにしました。

<材料>
・モチーフ
・金具
・接着剤

作り方はいたって簡単です。モチーフの裏面と金具を接着して、乾燥させるだけ。

雑貨屋さんで購入した「箸置き」を、モチーフにしてみました。写真ではわかりにくいですが、光があたると表情がかわり、これからの季節に映えそうです。

他にも、ボタンやブローチなどを帯留として活用する方も多いようですよ。金具に取り付けられる形状ならば「モチーフ候補」となりえるので、レジンや布、プラバンなどで自作してもいいですね。

帯留の不思議

実は以前までの私は、帯留の存在が不思議でした。和服は帯留がなくても着られますし、使用しなければバランスが悪く見えてしまうわけでもありません。
それなのに、長年にわたり多くの人に愛され続けていますよね。そんな帯留の魅力って、一体何から生まれているのでしょうか。美しさの他にきっと理由があるはずです。

ーそれぞれの愛され方
帯留の歴史は江戸時代後期まで遡ります。目貫(めぬき)などの刀装具を、今の帯留のように飾ったことがはじまりなのだそう。

一説によると、男性から贈られた目貫(めぬき)を、芸者たちがこぞって帯に飾り、やがて庶民へと広がったそうです。刀は武士にとって、とても大切なもの。その一部を贈られた芸者は、さぞかし嬉しかったことでしょう。
いただいた「愛の証」を、胸の近くにある帯上に留めておきたくなる気持ち、わかる気がします。

その後、明治時代に入ると、廃刀令により失職した刀装具職人たちの多くは、これまで培ってきた技術を帯留づくりに活かしたのでした。
当時の職人たちは、どのような思いで帯留を作っていたのでしょうか。さまざまな葛藤や情熱が、帯留一つひとつに込められたことでしょう。
人の気持ちと技術が帯留を進化させ、広めていったのですね。

帯留ひとつ、想いは無限

職人の作品と同じレベルのものは作れませんが、帯留をハンドメイドする場合、作る人それぞれの気持ちのこもった世界で作りあげることができます。
活用するシーンをイメージしつつ、ぜひ手作りしてみてはいかがでしょう。時間があれば、モチーフからハンドメイドしてもいいですね。
もちろん職人が作った美しい帯留も、集めていきたいものです。

そして和服に抵抗のある方も、今年こそ「和服デビュー」しませんか。
帯の上には、お気に入りの帯留を飾って。

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2017/7/6
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